2025年4月27日、熊本県山都町にある越早滝を訪問した。
九州の秘瀑として知られる越早滝は、その難易度の高さからこれまで私は訪問できていない。滝を訪問するには危険な崖を降りるルートを辿る必要があり、それが主な理由である。しかし、調査してみると、崖を降りるルートの他に沢を登っていくルートがあり、そのルートで行けば時間はかかるが比較的安全に滝を訪問できることが分かった。これは行ってみるしかあるまい。
細い道を車で下り、調査した駐車場所に到着。装備を整え9時過ぎに出発。快適な道を進んでいき、途中でうなぎ滝を見たりして歩いていくと道は沢へとつながっていた。

ここからはこの沢、緑川の遡行である。
事前情報の通り、特に難しいところはないが、緑川は本流のため、水量が多い。水流が少ないところを選びながら進んだが、一部足の付け根付近まで濡れなければならないところもあった。途中、いくつかの滝を横目にしながら先に進む。途中で滑って転んで足を岩に強打したが、まあ沢の遡行にはそんなこともあるだろう。沢登り用のスパッツを使用していたおかげでダメージは少なくて済んだ。
進むにつれて次第に沢の両側が狭まってくると、滝の雰囲気が感じられるようになる。

期待に胸を膨らませながら進んでいくと、ついに秘瀑、越早滝がその姿を現した。

両側にせり出した岩盤のおかげで周囲は薄暗くなっている。その中で滝の流身に光が当たり、暗闇の中であまりに滝が強調されていた。
暴風とそれによる飛沫の中歩を進め、滝を直下から見上げる。そうするとこの滝は離れたところから見るのとまったく印象が変わって見えた。高所から幅広く水を落とし、その迫力が圧倒的である。その右側(左岸側)には本来の越早滝の流れが控え、荘厳な雰囲気を醸し出していた。九州を代表する名瀑と言って良いだろう。非常に満足な一日となった。

9:13 滝へのアプローチ開始
11:10 越早滝到着
15:10 駐車場所到着
山都町-2025-04-27 / たっちさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ